再生可能エネルギーという言葉をご存じですか。
太陽光や風力、地熱、水力といった自然界に常に存在するエネルギーを指し、環境への悪影響が少なく、枯渇の心配も無いことから、従来の枯渇性エネルギーに代わる新たなエネルギー源として注目を集めています。
今回はそんな再生可能エネルギーを利用した太陽光発電と風力発電のメリット・デメリットを比較してみました。

太陽光発電のメリットはエネルギーの確保が容易なこと。
太陽さえ出ていればいいのですから、あとは装置を設置すればすぐに発電が始まります。
また装置自体も他の発電装置に比べればシンプルな構造なので、故障が発生しにくく運用が簡単です。
何より太陽光は自然のエネルギーの中でも最もエネルギー量が多いと言われています。

デメリットは安定性に欠けること。
夜間や日照不足時には発電がストップするため、毎日毎時間一定量の電気を供給するということはできません。

風力発電のメリットは、太陽光発電と同じくエネルギーの確保が容易なこと。風さえ吹けば、風車翼が回転し、その回転エネルギーを電気に変換できます。
また、島国で風をよく受ける我が国の地勢にも適しています。
デメリットは設置する場所が限られること。風車翼が騒音を発するため、住宅街近くの設置には向きません。
周囲に民家がなく、なおかつ風況が良い場所に限られてしまいます。
また太陽光発電とおなじく安定性にも欠けます。
風が強すぎる場合安全のために装置を止めなければならず、弱すぎると発電自体できなくなってしまいます。
そして装置に駆動部分が必要なのでメンテナンス費用が高くついてしまいます。

太陽光発電に比べて風力発電はメリットよりもデメリットが目立ち、まだまだ発展途上にあると言えます。

太陽光発電について、私はココを参考にしました⇒太陽光発電 風力発電 比較

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