太陽光発電事業者は2016年1月から9月までに前年比同時期より約10%増の42件もの会社が倒産しています。
なぜ太陽光発電事業者は倒産してしまうのか。
倒産した原因の上位に「販売不振」や「運転資金の欠乏」などが上がっています。
しかし、日本では太陽光発電は儲かる可能性がかなりあると言われています。理由は、電力会社との固定売電契約による安定した収入の高さがあげられます。日本では産業用太陽光発電事業者というのは競争相手が少なく、電力会社が発電された電気を20年間買い取ってくれる「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」というものがあります。この制度は、太陽光だけではなく、風力、地熱、バイオマスなどにも適用されていて、リスクさえ抑えれれば安定した凄まじい利回りが確保できます。それでもなかなか増えない、会社を立ち上げても撤退してしまう太陽光発電ビジネスですが、太陽光発電にはリスクが付き物になってきます。ソーラーパネルやシステムのトラブルや送電線のバランスがとれていないための送電線のパンクなどがあげられます。ソーラーパネルの寿命は長いので1回の投資分は確保できるのですが、パワーコンディショナーは10年と言われています。外に置いたままの状態なので、自然災害などで被害に遭う可能性が高いこともあります。こういった部分の対策を国が考えていってくれれば、太陽光発電ビジネスも今後増えていくかもしれません。

太陽光発電について、私はここを参考にしました⇒太陽光発電 ビジネス

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